魅力的な大学構内の設備
ここ最近の動きとして見逃せないのが、大学構内にある食堂の質の向上です。
数十年前までは学食というと「安かろうまずかろう」で、とにかく価格は一般的な食堂と比べて安価ではあるものの、そこにおいしさを求めるのは間違っているというふうな扱いをされてきました。
これから大学に入ろうという学生にとって、もちろん学習や研究をするときに使用する設備の充実は重要です。
ですが4年間という長い時間を過ごす空間として見た場合には、やはり衣食住がどれくらい充実しているかということは大きな選別のポイントになってきます。
中でも「食」に関する部分は一人暮らしをしている学生にとっては生命線にもなってくるものなので、やはりよい設備の学校には人気が集まる傾向があります。
都内の学食が充実している大学
そんな学生たちのニーズに直接答える形で、優れた学食設備を用意している大学もいくつかあります。
代表的なところとしては、学食ランキングで1位を獲得した実績もある東洋大白山キャンパスや、学内のスイーツ類販売に定評のある東京農業大学、有名レストランの支店を誘致同志社大学などといったところがあります。
ただこうした大学の学食の高級化については批判的な意見も多く、本来的に学生の健康面に気を配った食事の提供ができる学食というところが今後のニーズになってくることが予想されます。