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  3. 観光学部とは?

観光学部とは?

最近多くなっている観光学部とはどういう学部なのか

昔、観光学部という名称は聞いたことがありませんでしたが、現在、大学によっては観光学部という学部が登場しています。
観光学部は新しい学部で、近年、人気が高くなっています。

観光学部では現代の社会の中で、観光の役割とは何かを研究する学部です。
観光というと旅行というイメージがありますが、旅行というのは観光地を訪れることでその地域の方々と交流できるということ、また地域経済の活性化を担っている樋こと、さらにマーケティングなどを考えることができる行動です。

社会現象と大きく結びつくことが多い観光というものを、様々な角度から研究し知識を持っていくというのが観光学部です。

どのような学問を学ぶのか

観光学部では観光経済学、観光政策や行政論、起業論、また経営戦略や地域経済学、宿泊産業などについて学びます。
非常に幅広い分野を学ぶことになりますが、これも、観光という業務が非常に幅広く社会の中に息づいているという証拠でしょう。

経済、マーケティングなどの学問分野が広いのも、観光という業務が奥深く、非常に可能性を持っていることを示していると思います。
観光学部も学年が上がるごとに授業の内容も専門性が高くなり、より一層深い勉強を行うことになります。

日本で初めて観光学部を作った立教大学は、1年次、観光概論、観光史など学び、その後2年でゼミ活動を行います。
3年になるとマナー研修やインターンシップなどを行うようになり、より実践的に観光に携わっていくことになります。

勉強していることが常に就職に直結するということもこの観光学部のいいところではないかと思います。
将来的に観光系の仕事に就きたいと思っている人、またホテルや旅館の経営に興味があるという人にとっても魅力ある勉強ができるところです。

カリキュラムは大学によってかなり違いがあるようなので、大学見学の時にしっかりと内容を把握して、どの大学の観光学部に行くか考えていく方がいいでしょう。

観光学部に向いている人とは?

将来サービス業につきたいと思っている人には、直接的な学びとなるので、非常に就職に有利になるのではないかと思います。
また観光系の仕事は日本国内にもありますし、海外にもあるので、英語などにも力を入れておけば、グローバルな未来が開けていくでしょう。

コミュニケーション能力は必須ですが、大学にいる間にインターンシップもかなり多く行われますし、実習も研修も多いので、コミュニケーション能力を鍛えることもできます。

公務員系でも観光課などで活躍したいという方は、その基礎知識を十分勉強できるので、観光学部はかなり広く職業を考えることのできる学部です。