オープンキャンパスに行くなら、一つだけの学校ではなくいくつか複数のところを回るようにした方がよいでしょう。
オープンキャンパスについての意識調査をしたアンケートでは、1校だけにしたという人は全体の19%程度とかなり多いものの、平均をみると3.66校といくつかの学校を巡るようにしている人もかなりたくさんいるようです。
すでに行きたい大学や学部がしっかりと決まっており、確認すべきこともはっきりしているという場合には何もわざわざ時間を使って複数の学校にいくこともないのではないかと思うかもしれませんが、そこを受験するか否かにかかわらず複数の学校のオープンキャンパスに参加することにはとても大きなメリットがあります。
複数の学校に行くことのメリットとしては、まず比較対象があることによりその学校の特徴や優れている点をよりはっきりと認識することができるという点です。
中でも学校内の設備については学校によってかなり大きな差があり、きちんと学習しやすい設備があるかどうかということも、4年という長い時間を過ごすことになる上では大変に重要になります。
また就職課や広報課の職員の方と直接話をする機会があることで、その学校での学生への対応方法がわかったりします。
中でも就職課がどのくらいの実力をしているかということは大学卒業後の進路にも大きく関わる問題になってくるので、その学校の担当者の様子を実際にみてみることは大きな収穫になります。
その場合も一校だけを見るよりも、複数の学校で比較をしてみる方がわかりやすいでしょう。