文学部・人文学部は学ぶ範囲が広い学問
文学部、人文学部というと、文系の方なら進みたいと思う大学が多いと思いますが、この学部では、人文科学系統の学問を学びます。
人文科学系統というのは、文学や語学、心理学や哲学、それに考古学などを学ぶ分野で、かなり幅広い分野なので学生に人気が高い学部となっています。
考古学なども深い知識が必要ですが、専門的分野に進みたいという方にとって、考古学を学ぶことが出来る文学部、人文学部は働くようになってからの基礎的な学問を学ぶことになりますので、重要な時間になると思います。
この文学部や人文が産派、大きく分けると言語、思想、歴史、行動という四つの分野に分けることが出来、それぞれに深い学びがあります。
文学部、人文学部の言語系とは
文学部、人文学部の中での言語系というと、文学を学ぶところです。
日本の古い文学、古書を学んだり、世界の文学に触れることで、翻訳、文章を理解する読解力を鍛えます。
様々な文学作品に触れる機会がありますが、読書が嫌いという人にとっては辛い学部になるかもしれません。
たくさんの文学作品を読み込む必要があり、年間何百冊という本を読む学生もいるくらいです。
思想系はイコール哲学
哲学はかなり難しい分野と感じる方が多いのですが、思想系で学ぶ哲学は高校でいうと倫理がつながってきます。
授業の中で、哲学、倫理、宗教などを学びますが、深い思考力が必要です。
もちろん思考を養うためにたくさんの哲学書などを読む学生もいますし、ここでも読書力がものをいうといってもいいでしょう。
哲学や倫理について深い理解が必要となるので、様々な分野の本を読破する学生も少なくありません。
行動系は心理学、社会学を学ぶ場所
行動系とは何か?ちょっと文学と離れているような気がしますが、人の行動や認知について学びます。
人はどのようなことでどんな風に行動をするのか、認知してどのような行動をとるかという真理を学びます。
心理学は人を用いた実験的な授業も多く、学生はとにかく楽しいといいます。
どんな心理のときにどんな行動に出るのか?という真理を学ぶことによって、社会に出てからも、人の心を先読みし自分が行動に移すことが出来るようになるなどより実社会に出てから発揮される力もここで学ぶことが出来ます。
文学、人文学といっても幅広い学問がありますが、いずれにしても精通していることが、本をたくさん読み様々な文書があること、また様々な考え方があり、国によってもその考え方の違いがあるという深い点を学ぶことの出来る魅力的な学部です。
女性に人気の学部ですが、最近は本を読むことが少なくなっていることから、この学部に入る方は本を読む癖をつけるといいと思います。