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  3. 工学部とは?

工学部とは?

工学部とはどのようなことを学ぶところなのか

工学部は最近大学によって理学部と一緒になっているところもありますが、一口に説明すると工学部はものづくりについて学ぶ場所です。
ものづくりといってもその分野は非常に幅広く、例えば住居、家電製品について学ぶところもありますし、素材、さらには生命についての学びもある学部です。

工学部は知識を身につけることも必要となりますが、実験、実習などが本当に多い学部で、実験室に所属するとなると、研究が佳境になれば徹夜続きとなることもあります。
工学部を卒業して就職してからも、こうしたものづくりの研究部署に入れば、激務となる期間も出てきます。

集中力や想像力なども必要となりますが、何よりものづくりに欠ける情熱を持って忍耐と体力が勝負という場面も多いので、大学では知識のほかに、就職してから体力的に困ることがないような勉強も必要でしょう。

人のために活かせるものを作ることを学ぶ

ものづくりは主に人のために行われていますが、質の高い新しいものを作り出すためには努力も情熱も知識も技術も必要です。
その基礎となる学びが工学部の学びです。

もちろん、高校までの学習をしっかり身に着けて大学の授業に活かすということも必要となりますので、大学に入る前に基礎学習を見につけていくことが求められます。

ものづくりが好き、何かを作り上げることが好きという人が向いている学部です。
理学部と一緒になっている大学もありますが、理学部の場合、理論を学ぶということが多く、工学部はより実践的で社会に出てから実用できる技術を身につける場所と位置づけられています。

就職に圧倒的有利といわれている工学部

工学部は知識ももちろん身につけるのですが、それよりも圧倒的に実習、ものづくりが多い学部です。
そのため、技術力もって卒業することになるので、就職に有利になるといわれています。

機械系、電気系は特に今日本でも躍進している業種ですが、こうしたものづくりを工学部にいる間に行っていると、就職により有利となるようです。

機械系、電気系のほかにも、材料、情報、土木系などを学ぶことで就職に有利といわれています。

工学部に向いている人はどんな人?

集中力がありものづくりをすることが好き、何かを工夫してよりよいものにしようと考えることが好き、妥協しないで何事も最後までやり遂げようとする力を持っている人などが工学部に向いている人と考えられます。

また技術を身につけて将来的に活かしたい、就職するときに困ることがないようにしたいという人にも、工学部は向いていると思います。

うまくいかないことも多々あり、大学の中でも苦悩することが多くなるかと思いますが、それが就職の際に大きく役立つこととなるはずです。