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経済学部とは?

文系の中で最も学部が多い経済学部

大学でも文系に進むという人は多いと思いますが、その文系の中でも最も多いといわれている学部が経済学部です。
ただ学部が多いということで、多くの学生が学びたいと受験するので、知名度の高い大学やレベルの高い大学の経済学部は受験倍率が高くなる傾向があるようです。

大学によって経済学部と経営学部が別になっているところもありますし、経済学部の中で経営と経済が分かれているというところもあります。

経済学は働く上でどの業種でも役立つ業種なので、経済学部でしっかり学ぶことで、将来いい就職先を見つけることも出来ます。
どの分野にも必要な学びということで、より人気のある学部となっているのだと思います。

経済学部で学ぶ内容とは?

経済学部で学ぶ内容は一つのことに対して突き詰めていくというよりも、三つの分野を主に学んでいくと考えておくといいでしょう。

一つは理論経済学、更に応用経済学、更に思想と歴史についてです。
この三つの分野を経済学部の中で基礎から応用まで学んでいくという形になります。
経済学部というくらいなので、もちろん数字を扱う学問と考えておくほうがいいのですが、最後の思想と歴史については数字的なことが関係ない学びです。

理論経済学とはどういう学問か?

経済学部の学びの一つ、理論経済学は、経営活動のモデルを実際に作り、それを数理的に分析していくという学問です。
マクロ経済学などがこれに当てはまりますが、国民所得の失業率などを対象として、これについて、国全体で経済の中でどのような問題があるのか、大きな視野を用いて学びます。

ミクロ経済学も理論経済学の一つで、ものが売買されるときに価格と量、ものの需要と供給から決める理論を学びます。マクロ経済学とは違い、非常に小さい視野で経済の動きを深く学ぶ学問といっていいでしょう。

理論経済学の応用となる応用経済学とは

理論経済学ではミクロ経済学やマクロ経済学など基本的な知識を学びます。
その学びをより現実の芸材に当てはめて考えていく、応用的な学問です。

実際にどのようなことを行って経済が成り立ち、応用されているのか、この学びによって理解していくため、とても大切な勉強で、実社会の中で最も必要となる力を養います。

経済学の思想と歴史という学びはどういうことを学ぶのか?

経済学の中でも数学を用いない勉強が思想と歴史です。
これまで、経済や政治の中でどのような思想があり、どのような歴史を歩いてきたのか、経済学について人文科学的に学ぶ内容となっています。

数学知識が必要な勉強とは違い、文系に近い学びとなりますし、思想や歴史を知ることは経済学を学ぶために、より深い知識となり役立てることができるでしょう。