留学が多くなっている現代、アメリカと日本の大学の違いとは
グローバル社会と呼ばれるようになって、多くの方が留学を経験されるようになっています。
英語を学ぶという目的で語学留学される方もいますが、アメリカの大学に入学するという人もいます。
同じ大学でも、日本の大学とアメリカの大学では異なることが多いので、しっかりとその違いを知っておく必要があるのです。
今回は、アメリカと日本の大学の違いを紹介します。
勉強に対する姿勢が全く違う
政治の話などをアメリカの学生に聞いてみると、驚くほど雄弁にまた的を得た自分の意見をしっかり述べてくれます。
日本の大学生に聞いても、これほどしっかりとした回答が得られるかというと残念ながらかなりの違いがあるでしょう。
アメリカと日本の学生を比較すると、まず、勉強に対する姿勢が全く違うと気づかされます。
まず、アメリカの学生は、大学に勉学に来ているという意識がしっかりしていて、より高みを目指そうと必死です。
講義中に眠るという事もありません。
日本では講義中に眠っていても放っておかれますが、アメリカの大学では授業を追い出される、単位を没収されるなどかなりきつい処分を受ける事もあります。
多くが寮、学生用アパートに暮らしている
日本では大学に入学するときから一人暮らしを始めるという人が多いのですが、実家近くの大学に通うという学生も多く、実家から大学に通っているという人も少なくありません。
アメリカの場合、ほとんどが、大学の寮や学生向けアパートで暮らしています。
通えない距離ではない、というほどの距離でも、勉強できる時間を作る方が先、という事で大学の近くに寮やアパートを借りて大学生生活をスタートさせているのです。
アメリカと日本、講義の違い
アメリカと日本では講義の違いもはっきりしています。
まず、アメリカは学生主体の講義で、授業中にどのくらい自分の意見を発言できるのかということが成績に反映します。
日本のように出席日数とテストに合格していればいい、という事はありません。
予習をしっかり行い、授業に積極性を持って参加しなければ合格点をもらえないのです。
そのため自分で行動するという自主性が強く、ディスカッションなどもしっかり展開していく力があります。
勉強への意識が低い学生はいないのです。
課題の数がすごく多い
授業雨の予習、期限付きのレポート、アメリカの学生は課題をしっかりこなさないと成績をもらえません。
どの教科についても課題が多く、教科ごとにその課題をこなす必要があるので、自然と勉強の量も多くなります。
テストに合格すればいい、という考え方がないので勉強、努力、自主性を持っていなければなりません。
成績不良の学生は退学処分となる事もあります。