オープンキャンパスでは、他ではあまり公開していないような貴重な情報を多く得られることも多いので、積極的に参加をするとともにそこで聞かれる内容を忘れないようにチェックしておくことが大切です。
申し込みが必要か否かの確認
オープンキャンパスはほとんどすべての大学で開催されていますが、東京大学や京都大学のように受験者数が多く人気の高い学校では人数制限のために事前に申し込みをしていないと参加ができないということもよくあります。
自分の行きたい大学についてはできるだけ早めに日程をチェックしておくようにし、申し込みを忘れないようにしましょう。
またオープンキャンパス開催中に行われる説明会やイベントにも、事前に申し込みをして整理券を発行してもらわないと入れないものもあるので、スケジュールは綿密に立てるようにします。
準備はしっかり
実際にオープンキャンパスに参加した人の意見を聞いてみると、「思っていたよりもずっとたくさんの情報が聞けてよかった」というような感想が目立ちます。
しかし一方で「こんなにたくさんの情報が聞けるのなら、もっと事前にしっかりと準備をしておけばよかった」というような準備不足について後悔するケースもあります。
さらに言えばオープンキャンパスに参加をすることでそのときにしか配付されない大学名入りのグッズなどレアなアイテムを貰えることもあります。
珍しいところになると、大学紹介のDVDや過去の入試問題集、学食での食事券まで配付してくれるようなところもあるそうなので、そうした特典も忘れずに受け取るようにしたいですね。
メモやカメラを忘れずに
オープンキャンパスに関する準備不足で最も後悔するのが、メモやカメラなどをきちんと準備してこなかったせいで、そこで聞けた情報を記録しておくことができなかったというようなケースです。
見学がメインだからと筆記用具などを持ち込まないで参加をすると、資料の補足として行われる説明内容をきちんと控えておくことができません。
優先順位の確認
また、当日にチェックしておきたい場所や設備についてまとめてこなかったため、歩きまわるときにあちこち迷うことになってしまい、あまり見たいところを重点的にチェックすることができなかったということもよくあります。
参加する前には、たとえ第一志望の学校でなくてもきちんと事前に学校案内などに目を通しておき、疑問点や確認しておきたい点についてまとめておきましょう。
直接学校の担当者さんから回答をもらえる機会は他にはないので、漏れがないようにしておくと事前の不安をかなり軽くすることができます。
友達よりも自分優先で
もう一つとても重要なのが、あまり大人数では参加しない方がよいということです。
オープンキャンパスには友人同士誘い合ってぞろぞろと参加している人たちもいますが、それでは自分が特に見たいと思っているところを重点的に見ることができません。
大勢で行動すると何かと足並みをあわせることが難しく、時間の使い方にムダが出てしまうこともよくあります。
受験本番は一人なのだということをしっかりと頭に入れ、自分の将来のため自分が確認したいところをきっちりと確認できるようにして参加しましょう。