模擬授業は、実際に校内で教鞭をとっている講師が授業の形式そのままに行ってくれるというものです。
特に人気の高い学部や、その学校ならではの特殊な学部などで多く行われており、受験生にとっても興味が大きい分野について1回完結の授業を行ってくれます。
授業内容
授業はセミナーのように講師の人が教壇から説明をしていくような方法から、実際に体験学習を通じて行っていくというようなものもあり、学校の教育方針や人材育成の方法がくっきりと打ち出されます。
熱心に模擬授業を開催している学校などもあり、南山大学などでは全学部・学科で模擬授業を体験できるようになっています。
オープンキャンパス期間中には複数の教室でそれぞれ授業を行うようになっているので、興味がある分野をいくつかスケジュールを組んで受けるということもできます。
ただし人気のある分野については早めに席が埋まってしまうので、申込期間についてしっかりと確認をしておくとともに、早めに席をとっておくようにしましょう。
特に芸術系の学部・学科を志望する人の場合、学校そのものの方針と同じくらいどのような講師に師事するかということが学校生活の密度を決める大きな要素になってきます。
たった1回の授業ではありますが、そこでどのような講師がどんな内容の授業をしているかということを体感することで、より自分の志望する分野はどこかを絞っていくことができます。