オープンキャンパスではキャンパスツアー(見学ツアー)として校内の様子を見て回ることができる短い案内を開催しています。
いまやほぼ100%の大学が開催しているオープンキャンパスですが、それらの内容は各大学によってかなり異なっています。
それもそのはずで大学にはそれぞれ個性があり、どこにどんな強みがあるかということはまさに千差万別に違うようになっているためです。
その中でもキャンパス内の施設や教室などの様子はそれぞれに大学らしさを内装や広さで示すものなので、そこの様子を知っておくことは大学の雰囲気を理解するためには不可欠なものと言えます。
また見学ツアーの場合、それを案内するのは先生や職員の方ではなく、同じ学校に通う先輩です。
ほとんどの学校がオープンキャンパスに合わせてボランティアで案内役をしてくれる有志を募り、それらの人たちが順に来年の入学希望者に対してどこに学校の特徴があるかということを丁寧に案内していってくれます。
オープンキャンパスではいくつかのプログラムが用意されており、学校のカリキュラムの説明から、就職のための対策方法、また学費や生活に関するケアなどといったものに対する説明会がありますが、そのなかの一部として見学ツアーは入れられています。
なのでよほど時間的に余裕がないというときを除き、できればこの見学ツアーには参加をするようにしてみてください。
見学ツアーでは、ほとんどの場合が団体ツアーとして15人くらいを一グループとして校舎内を回るようにしています。
グループにつき案内役の学生が2~3人くらいつくのが通常で、校舎内を回りながら都度参加者からの質問を受け付けて回答をしていくことになります。
団体での見学ツアーの他にも個人的に受付をするというツアーもあります。
ただしこちらはいつでもだれでもOKというわけではなく、事前に申し込みをしておくことで時間内に行うというふうになります。
それらは無料ではありますが、あくまでも学生の善意によって行われることであるので、個人・団体にかぎらず必ず時間は守り、急なドタキャンなどをしないことがマナーです。
案内役をかってでてくれる学生の多くは、前年度に自分もオープンキャンパスに参加をしてそこで先輩たちに丁寧に説明会をしてもらったというような人たちです。
そうして面々とその学校を愛する学生たちの手によって次の入学希望者たちへの対応が行われていくというわけです。
ぜひオープンキャンパス、そして見学ツアーに参加をし、合格をした暁には自分も案内役としての仕事をしてみてください。