オープンキャンパスでは、その大学の特徴である学食を体験することもできます。
学食は学校生活の華ともなるような場所であり、実際に入学をしたときにはかなりの頻度でその場所を利用することになります。
一人暮らしをする予定の人にとっては、安くボリュームたっぷりの食事をとることができる学食という場所は大変貴重なところとなるので、できれば味や栄養面で満足できるような内容のところに行きたいと思うでしょう。
そんな学生側のニーズに応えるように、最近はかなり工夫をこらした学食施設が作られてきています。
学校側も学食をオープンキャンパスの目玉としているようなこともあり、自慢の料理を確認してみるというのも楽しいイベントとなるでしょう。
関東圏内の大学だけをみても、かなり学食自慢の学校はたくさんあります。
インカレサークルとして活動している「学食研究会」などでは、各学校の学食をランク付けして発表しているというようなところもあり、いかに学生の舌にあった料理を提供してくれているかということを客観的に調べることもできるようになっています。
学食がおいしいという大学をいくつか挙げていくと、まず東洋大学の白山キャンパスがあります。
東洋大学の白山キャンパスでは、本格的なナンカレーなどかなり珍しいメニューが提供されています。
他にもデザートや石焼きビビンバなどといった通常のレストランでも同じ場所では食べることができないような多国籍のものが多くなっているので、一度見に行く価値は十分にあります。
他にも中央大学多摩キャンパスの豚ロースカツに定食を筆頭にして、にぎり寿司をその場で作ってくれるという本式の料理店があるということが特徴のところもあります。
学食に見学にいくなら、ぜひその食堂で一番のおすすめメニューを食べてみるとよいでしょう。
おすすめメニューは定番のカレーやうどんといったもののこともありますが、ほとんどの学食では何らかの特徴的で珍しいものがメニューとして挙げられています。
日替わりランチなども、平均的にどのような食事が出てくるかということをはかるのにはもってこいです。
関東から離れて地方の大学になると、その地域の特産品を使った名物料理があるということも珍しくありません。
名古屋にある大学のいくつかでは、名古屋名物味噌カツ定食を用意していたり、北海道なら特産牛肉を使ったハンバーグといったふうなものです。
校舎内には複数の学食が別の建物内にあるということもよくありますが、やはりいちばん美味しいところにはたくさんの学生が集まっていきます。
ですので、もし見学でどの学食を利用してもよいということになったら、最も人気があるところを選ぶようにしましょう。
また、人気の学食には人気の料理人さんや品出し係の人がいるものです。
そうした名物キャラを見つけてみるというのもまた学食の良さを知ることができる一つのきっかけです。