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留学生の数で大学を選ぶ

大学選びのポイント

これから大学に進学するという方は、どの大学にいくか?という事に悩まれている方も多いと思います。
選択肢の一つとして、留学という選択もありますが、英語力がそれほどないという人にとって、留学はちょっと敷居の高いものとなるでしょう。

でも、英語を覚えたいという気持ちがあるし、異国の文化にも興味があるという場合、留学生の多い大学に行く、多言語、多文化環境が整っている大学に行く、授業が英語、等のほかの大学にはない要素を持っている大学に行くという方法もあります。

グローバル30とは

グローバル30は、2020年をめどに留学生を30万人受け入れようという文部科学省のプロジェクトです。
留学生受け入れという事について、積極的に教科していることでこうしたプロジェクトができたのです。

指定され大学では、すでに受入数3000名を超えたという大学もあり、そうした大学の場合、クラス内に留学生がいる事が当たり前です。
日本語が母国語となっている日本人学生が多い大学とは全く別で、異なる言葉、文化、風習がそこかしこにある、という状態ですから、考え方も違ってきます。
価値観や風習の違いを理解すると、そういう考え方もあるのだと理解力も深くなります。

4年間で英語堪能、その理由

異文化交流ができる、という事のほかにグローバル30では、画期的な取り組みが行われています。
それは、グローバル30認定校で行われている留学生向けの「英語のみで学位が取得できる」というコースです。
これは留学生だけじゃなく、日本人も受講できるため、注目が集まっています。

通常日本の大学の場合、英語を学ぶという事を主軸にしていますが、グローバル30の認定校となっている大学の場合、英語によるディスカッションを行い、自分の意見を広く伝えるなど、海外の大学のような授業が繰り広げられています。

少数制になっているので講師が学生をフォローしやすく、最初から英語が完璧じゃなくてもしっかりと英語を学ぶことができます。
シャイな日本の学生は、英語を学んでも積極的に発言しないという状態がみられますが、この大学では、講師、留学生から次々に質問されるので黙っているわけにいきません。
無理やりにでも会話するからこそ、英語力が各段に高くなります。

海外からの留学生は、勉強しに来ているという意識が非常に強いので、自分を必死に表現しアピールしようと頑張りますし、それが日本人学生にとっては非常に大きな刺激となります。
まるで本当に外国の大学に通っているような環境と、英語をしっかりと学べるという環境があるグローバル30の認定大学は今注目されています。
これから大学に進学という方は、是非、比較検討の1校に入れておくといいでしょう。

逆に留学帰りの学生にも、グローバル30認定校はおすすめです。
例えば個人でアメリカ留学プログラムを利用した後に日本の大学に進学すると、アメリカと日本のあまりのギャップに戸惑ってしまうこともあります。
日本の学校が自分に合わないと感じて留学する人は、特にグローバル30認定校がおすすめです。