再訪のススメ

一度にたくさんの大学についての情報を仕入れることのできるオープンキャンパスですが、その日にしっかり話を聞けばあとは大丈夫というわけではありません。
もしスケジュール的に許されるなら、できるだけオープンキャンパス以外の日にも一度訪問をしてみることをおすすめします。
オープンキャンパスにしても学祭にしても、一般の学外の人に対して学校内を開放はするもののやはりその時には外から見られることを意識しての見せ方になります。
その時だけがよくて後は悪いというところまでは言いませんが、オープンキャンパス中に見ることのできる大学の姿は本来のものとは少し違うということは先に理解しておいた方がよいでしょう。
ただだからといってオープンキャンパスが無意味というわけではなく、一般公開される情報収集などにはかなり重要な役割をします。

なので受験校選びには、まず複数のオープンキャンパスに参加をしておいて、その中で特に気になった学校をいくつかピックアップし、それらを再び訪れるようにするという方法がよいと言えます。
学校選びをするときには、その学校のカリキュラムや実績が自分の将来の希望にマッチしたものであるということを確認するとともに、学校の校風や学生たちの雰囲気が自分のやりたいことを実現できる環境であることも大切です。
一見同じように見えるカリキュラムであっても、学校にはそれぞれ校風というものがあるので、学生たちの活気や雰囲気はだいぶ違うこともあります。
ですのでどちらにしようか迷っている学校があるなら、オープンキャンパス以外の日におとずれてみて、そこでの学校の雰囲気を感じてみましょう。

できれば平日の授業のある時間帯がよいのですが、そうした時間に行ってみると勉強をしている学生たちの姿や校内の様子をつかむことができます。
ただ平常時には学外の人は立ち入り禁止となっていることもあるので必要なら事前に確認をしておいてください。
授業中の様子は外からでもなんとなく見ることもできるので、生徒たちがどのような態度でどんな勉強をしているかということをうがい知ることができます。