サポート制度を確認しよう

各大学には学校内での学習環境の提供だけでなく、さまざまな支援制度があります。
支援制度の主なものとしては、まず学費や生活費をすぐに準備するのが難しいという人のための奨学金制度や、海外留学をするときにサポートしてくれるという制度、また就職前に企業で研修をすることができるというインターンシップがあります。
いずれも現在ではほとんど全ての大学が対応をしてくれるようになっていますが、その制度や利用可能な人には違いがあることもあるので、できれば事前に詳しい資料を得ておくようにしましょう。

個別に説明をしていくと、まず奨学金制度は現在学生の約4割が利用をしているという一般的な制度となっています。
数十年前までは、奨学金というと経済的な理由で思うような教育を受けることができない人や、特に成績が優秀であると認められた学生に対して行われるものというふうになっていましたが、現在では学費の捻出が困難になってきている家庭も多いため半数くらいは何らかの形で利用するようになっています。
中でも最も多くの学生が利用しているのは全国大学生活協同組合連合会(生協)からの奨学金で、それを受けている人は学生の約3割にもおよんでいます。
他にも大学側が対応する奨学金や、民間の金融機関が行う奨学金などいくつか種類があります。
ですが奨学金には有利子のものと無利子のものがあり、ほとんど全てが有利子で将来働くようになってから返済することになっています。
この利息は現在の社会情勢から見るとかなり重荷になってしまうこともあり、就職活動が思うようにいかなかった学生などは奨学金の返済ができずに多重債務者となってしまうこともあるほどです。
もし返済が困難だと思った奨学金があるなら、奨学金問題対策全国会議という弁護士会が主催する団体もあるのでそちらに相談するなどしてなんとか対応をしていくようにします。

次の留学支援制度ですが、これは現在政府の肝いりということもありかなり充実した内容になっています。
国際関係学部や外国語系学部がある学校では歴史的に海外の有名大学と提携をして交換留学などを行っていることがよくありますが、その他にも自分が希望する学問をするために海外の大学にいくことを多くの機関が支援してくれるようになっています。
奨学金制度としても海外で学位をとりたい人のための留学生交流支援制度というものが用意されており、長期的な留学をするときの資金を得るためにとても便利です。
学校独自にプログラムを用意していることもあるので、そちらも調べてみましょう。

最後に企業へ研修をすることができるインターンシップについてですが、こちらは大学の就職課の力が大きく関係してきます。
インターンシップは導入する企業がたいへん増えてきていますが、人気の高い企業になるとすぐに定員割れを起こして希望するところに行けなくなってしまうこともあります。
そうしたとき、過去の実績がある大学には枠が用意されておりインターンシップへも希望が通りやすくなります。
支援制度を選ぶときには複数の機関や大学を比較して、最も条件のよいものを選んでいきましょう。